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アルジネート選手権

2020年9月21日

歯科医院で粘土のようなもので歯型をとったことがありますか?

歯科の専門用語では「印象採得」と言って、この粘土のことを「アルジネート印象材」と呼びます。

他にも歯型を取るための素材違いの材料はあるのですが、アルジネート印象材はどの歯科医院でも使用する「基本のキ」のような材料です。

 

歯科医院に治療に来られた時に「ねりまーす」とかアシスタントの声を聞いたことがあると思います。

この声こそ、「アルジネート印象材を今から練りますよ。先生、準備はいいですか?」という、意味の掛け声です。このアルジネート印象材は水と混ぜることによって、数分のうちに固まるので、先生とタイミングを合わせるのです。

アルジネート印象材は気泡が入らず、滑らかさがあるように練り上げるのがベストです。

自動練和器だったり、そもそもソフトクリームの機械のようにボタンを押せば必要量が出てくる製品もありますが、当院ではスタッフの手で練り上げています。

 

先日、当院のスタッフでこのアルジネート印象材がどれだけきれいに練ることができるかを競う「アルジネート選手権」を行いました。

トーナメント方式の勝ち抜き戦。

「時間内にどれだけ気泡を入れずに、滑らかに仕上げることができるか」

それを競い合いました。優勝者には院長からの「ご褒美」があるので、みんな真剣です。

 

優勝は歯科衛生士の宮田さんでしたが、2位の歯科助手とは1票さという激戦ぶり。

スタッフの腕の良さが見受けられました。

 

患者さんの歯型を採るためのアルジネート印象材。きれいな被せ物を作るためには欠かせません。

千住大橋歯科スタッフ一同、楽しみながら毎日腕を磨いています。