親知らずの抜歯について
抜歯方法とメリット・デメリット
親知らずの抜歯方法
親知らずの抜歯は、歯科手術として行われるケースが多く見られます。抜歯方法は親知らずの状態、位置などによって違い、患者さんの状況を考えながら適切な方法をご提案しています。一般的には普通の歯を抜くのと同じ「通常抜歯」を行いますが、親知らずが歯茎に埋まっている場合には歯茎の切開や骨の削除が必要となる「埋伏歯抜歯」が必要となります。
安全性の高い抜歯のために
親知らずの抜歯では痛みや腫れが起こりやすく、また親知らずの位置によっては歯の神経に影響が出ることもあるなど、さまざまなリスクがあります。そのため親知らずの抜歯について専門的な知識や技術をもつ医療機関や医師が担当することが重要です。
千住大橋歯科では、治療経験の豊かな歯科医師が抜歯手術を担当しております。また安全性の高い処置を行えるように高水準の医療設備を導入し、器材の滅菌処置も徹底するなど感染予防にも配慮しています。
抜歯手術後の痛みや腫れ、違和感などにも対応しておりますので、親知らずの抜歯が怖い、痛いのが苦手という方も当院にお任せください。
親知らず抜歯のメリット・デメリット
メリット
親知らずが斜めに生えたり、歯ぐきの中で周りの歯や歯ぐきを押すことになると、痛みや腫れ、不快感といったトラブルが起こりやすくなります。また、斜めに生えた親知らずと歯ぐきの間にすき間ができたために、歯磨きが行き届かなくなり、部分的に歯周病になったり、手前の健康な歯をむし歯にしてしまう事も多々あるのです。最悪親知らずとその手前の歯を両方とも抜歯となるケースも残念ながらあります。抜歯することで、こうした痛みや不快感、不衛生な口内環境の改善につながります。
デメリット
抜歯した後、通常は数日、長くて数週間、痛みや腫れが起こります。また、お口があまり開かないといった事も起こります。抜歯した箇所が感染することもあるため、抜歯後には医師の指示通りにお口の中を衛生的に保つ必要があります。
当院での治療について
抜歯例
年齢 | 24歳 |
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症状、主訴 | 違和感あり |
治療内容 | 左下埋伏歯抜歯 |
費用 | トータル約8,000円 |
治療回数 | 3回 |
メリット | 歯周病、虫歯の予防ができる |
デメリット | 下顎埋伏歯抜歯については神経麻痺の症状が出る可能性がある。 |
院長コメント | 左下8/一般的な埋伏歯。比較的簡単です。 |
年齢 | 19歳 |
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症状、主訴 | 症状とくになし |
治療内容 | 下顎両側埋伏歯抜歯 |
費用 | トータル約15,000円 |
治療回数 | 5回 |
メリット | 矯正予定の患者。矯正治療後の歯の後戻りなどを防止出来る。 |
デメリット | 下顎埋伏歯抜歯については神経麻痺の症状が出る可能性がある。 |
院長コメント | 下両側8/まだ10代の子の親知らずの抜歯です。若ければ若いほど抜きやすいです。矯正する為抜歯しました。 |
年齢 | 55歳 |
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症状、主訴 | 症状とくになし |
治療内容 | 左上埋伏歯抜歯 |
費用 | トータル約8,000円 |
治療回数 | 2回 |
メリット | 左上7相当部へのインプラントを打つ為に抜歯 |
デメリット | 上顎洞への迷入の危険性がありましたが、特に問題なく抜く事が出来ました。 |
院長コメント | 左下8/難しい症例でしたが、当院で抜歯しています。 |
※治療回数はご紹介の場合は基本3回(初診時・抜歯・抜糸)、既存の患者様の場合は2回(抜歯・抜糸)となります。
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