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唾液の大切さについて

2022年3月29日

こんにちは。皆さんは唾液の作用についてご存じですか?
唾液は健康な成人で一日1.0~1.5リットル分泌されると言われています。
子どもでは、5ヶ月頃から次第に増えて1歳くらいで100-150mlくらいになり、3歳頃になると唾液の量はかなり増えてきます。
また個人差があり、季節・年齢・性別・身体状況・服用薬剤などによって変わっていきます。
唾液の分泌には、刺激などなくても分泌される安静時唾液と食事などの刺激により分泌される刺激唾液があり、常に口腔内を湿潤しています。
唾液の作用には

①洗浄作用

②歯の保護作用

③歯の再石灰化作用

④免疫作用

⑤緩衝作用

⑥抗菌作用

などがあります。口腔のみならず身体が正常な機能を発揮するため無くてはなりません。
病気や加齢などにより唾液分泌が低下すると嚥下障害・咀嚼障害・発音障害・味覚障害などがおこります。さらに口腔乾燥や唾液分泌低下により自浄作用が低下すると、口腔内に食物残渣などが長期間残留するため、虫歯や歯周疾患が非常に発症しやすくなります。

唾液の重要性について書いてきましたが、唾液が減ってしまったら増えることはないのか?
そんなことはありません!
日常生活の工夫によって唾液の分泌を促すことができます。
①よく噛んで食べる
噛むことが刺激となって唾液の分泌が促されます。
②リラックスして過ごす
食事や寝る時間がバラバラで、自律神経のバランスが崩れると、唾液の分泌に影響します。規則正しいリズムで生活することが大切です。
③水分をしっかりとる。
唾液のもとになる体の水分が不足しないよう気を付けましょう。
④唾液腺のマッサージをする
唾液腺を外からマッサージすることで、唾液の流れが良くなります。
YouTubeなどに解説動画を出している方がいらっしゃるので参考にしてみるといいと思います。