『口呼吸になっていませんか?』
2022年5月31日
こんにちは🌞
歯科医師の田中です!
マスクの常用が生活習慣となっている今、マスクを着用すると呼吸のしにくさから口呼吸になりやすいと言われています。
習慣化するとさまざまな弊害が起こるとされています。
まず、乾燥で潤いがなくなった歯に汚れがつきやすくなり、虫歯、歯周病、口臭を引き起こす原因となります。
また、口腔環境の悪化は感染予防の点においてもリスクとなる要因です。
鼻から吸った空気は鼻毛や粘液により細菌やウイルスが除去しながら取り込まれます。まさに防御機能が働いているのです。
口呼吸では汚れたままの空気が気道を通って肺に運ばれてるため、感染症にかかるリスクが上がります。
また、口中の細菌数増力で誤嚥性肺炎を引き起こす可能性もあります。
口呼吸になる要因として鼻炎や、喉奥の扁桃腺肥大が関係しているのであれば、
根本的な解決が必要ですが、
マスクしていて暑さで息苦しく口呼吸になりそうであれば、人の距離を確保した上でマスクを外して、鼻呼吸をしてください。
それでももし口臭、口のベタつきなど気になるようであれば、一度歯科医院での検診を受けてみてはいかがですか?
ますます暑くなってきますが、マスク生活はまだまだ続きそうです。
心身等に健康に過ごせる様と良いですね✨