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歯軋り、食いしばり

2025年11月15日

⻭科医師の⼤町です。

⻭軋り⾷いしばりが多い気がする、肩こり・⾸こり、頭痛がある、顎関節症(⼝を開けづらい、⾳がするなど)、めまい・⽿鳴りがする、睡眠の質が落ちている、などの症状があったりしませんか?

 

それは⾃律神経の乱れによる症状かもしれません。

みなさん⾃律神経の乱れで想像つくことが、ストレスですよね。このストレスですがコルチゾールと呼ばれるホルモンの分泌を増加させ、免疫抑制が起こり、感染症や癌の発⽣にもかかわっているそうです。

ストレス、疲労、⾃律神経の乱れによる症状、調べればたくさん出てきますが、怖くなってしまいますよね。

さて私は⻭科医師なので今回は⻭軋り⾷いしばりについてお話しします。

⻭軋り⾷いしばりは⾃律神経と密接な関係にあると⾔われています。

では⻭軋り⾷いしばりが多いとどうなるのでしょうか?

顎の周囲には、咀嚼筋(そしゃくきん)と呼ばれる⼤きな筋⾁があり、⼝の開け閉めや、横に動かす運動をしている筋⾁であり、⻭軋り⾷いしばりでも、この咀嚼筋を使っています。この咀嚼筋ですが、頭や⾸の筋⾁と密接につながっています。

 

⻭軋り⾷いしばりにより筋⾁の緊張が続くと、⾎流が滞り、神経も圧迫され、交感神経が優位になりやすくなり、常に「緊張モード」が続いてしまいます。

また、⽣ 体 の ホ メ オ ス タ シ ス ( 恒 常 性 ) に 影 響 を 及 ぼ す と さ れ 、 さらに⼝の中の変化で⾔うと、⻭が折れる、⻭が⽋ける、⻭周病になりやすくなる、顎関節症の症状が出るなど、さまざまな問題を起こしてしまいます。

 

⼼拍数の上昇、⾎圧の上昇、呼吸数の増加、睡眠中の微⼩覚醒と関連していると⾔われています。

さらには早朝に⼼臓突然死が発症しやすいとも⾔われています。⻭軋り⾷いしばりだけでもいろんなことに関連してしまい、とても危険ですよね。

対策としては、インナーマッスルを鍛え正しい姿勢で⽣活する。⾸や肩のマッサージや電気治療により緊張を和らげる。腹式呼吸や軽いストレッチで副交感神経を働かせることや、就寝前のスマホ使⽤を控え、リラックス時間を確保するなどの事が⾃⽴神経の乱れを改善する上で有効的かと思いますが、⻭軋り⾷いしばりに対して直接的に予防や治療を⾏うことも痛みの原因の改善に繋がる為、以下の治療法がお勧めです。

① マウスピースを寝る時に装着。

② ボトックス注射。

③ 咀嚼筋のマッサージ。

④ ⾍⻭、⻭周病の治療。

⑤ 噛み合わせの改善。

⼼当たりのある⽅、⼼配な⽅、ご家族で⻭軋りをしている⽅がいましたら、ご相談ください。

 

以下参考⽂献です。

 

 

「神奈川⻭科⼤学⼤学院⻭学研究科

2014年度

博⼠論⽂

睡眠ブラキシズムと⾃律神経活動の関係

The relationship between sleep bruxism and autonomicactivity 2014年9⽉4⽇_糠澤真壱 」